腫瘍の”良性・悪性”って?言葉の意味や使い方を知る【がん用語辞典】

がんについて知る前に理解しておかなければならないことの一つに、腫瘍の種類があります。

身体にできる腫瘍には大きく、増殖のスピードが緩やかで身体への悪影響が少ない「良性」と、死ぬまで増殖を繰り返し、組織の破壊や遠隔転移が起こることがある「悪性」の2種類に分けられます。

一般的にがんと呼ばれているのは後者の悪性腫瘍で、早期に発見して治療に取り掛かることが何よりも重要になります。

定期的にがん検診や人間ドックを受けることがすすめられているのはこのためです。

しかし、良性腫瘍も放っておくとどんどん成長し、場合によっては日常生活にも影響が出るようになるため、検査で見つかったときはできるだけすぐに医師に取り除いてもらう必要があります。

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