腫瘍の”局所療法”って?言葉の意味や使い方を知る【がん用語辞典】

がん、つまり腫瘍ができている部位とその周りの部分の治療のことを局所療法と言い、これに対し体の全体に治療を施すのは、全身療法と言って区別します。

局所療法は、がんの病巣が限られている時に行うと効果的です。

局所療法には何種類かあって、①手術により病巣を切ってしまう手術療法②放射線をあてて、がんを攻撃する放射線療法③レーザー治療の一種の光線力学的療法があります。

局所療法では手術療法が一般的で、この療法は、がんが最初にできた原発巣に留まっている場合に手術すると完治することもできます。

しかし、手術療法を行った場合は副作用として、がんが発生していない正常な臓器機能が低下してしまう可能性があるので、がんの病巣切断には細心の注意が必要です。

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