病院で検査を受けて肝臓がんであることがわかったとき、腫瘍の大きさや転移の有無などによって治療法がかわります。
転移がなく腫瘍がある程度の大きさや数でとどまっているならば手術をして腫瘍とその周辺の切除をしますし、運良くドナーが見つかれば肝移植で助かることもあります。
また、外科的な治療方法では体に針を刺して肝臓がんの細胞を焼いてしまう穿刺局所療法にカテーテルで抗がん剤や血管を塞ぐ塞栓物質など入れて肝臓がんの細胞を兵糧攻めにする治療法もあります。
手術をしない治療法では、薬物療法に放射線治療も状況によっては行われます。
これらの治療をして行く中で、入院は必要かどうかというと手術をするならば必要です。
肝臓がんの場合には、治療方針が決まって手術が行われるまでにかかる日数が2週間から3週間程度、そして入院は1週間以内というのが平均です。
