日々の食事でがん予防を考えているのであれば、昔から食べられていた和食がおすすめです。
魚定食で出てくる脂肪酸の多い魚などは、すい臓がんの発症を抑えるという効果が報告されていますし、キャベツなどのアブラナ科の野菜も抗がん成分の「イソチオシアネート」が豊富です。
また、豆腐、みそ、しょうゆなどに使われる大豆に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンと似た成分だと有名ですが、更年期に良いだけではありません。
大豆を毎日食べる女性は、乳がんの発症が2割少なくなるという報告もなされています。
日本人には欠かせないお茶である緑茶もがん予防に一役買っており、「カテキン」が多く含まれる深蒸し緑茶の生産地である静岡県掛川市や藤枝市のがん発症率はとても低いです。