手術での治療のメリット・デメリット|よくわかるがん治療

手術治療・抗がん剤治療・放射線治療は一般にがんの三大療法と呼ばれていますが、このうち手術治療とはその名の通り外科処置によってがん細胞を取り除くことをいいます。

ただ、通常は病巣のみを切除するのではなく、がんが転移しているかも知れない周辺組織も一緒に取り除きます。

この治療法のメリットは、完全に切除できれば体内からがんを一掃できることです。

他の治療法のように効果があらわれるのをじっと待つのではなく、成功すれば一度の処置で完全にがんをなくすことが可能です。

一方、デメリットとしては身体的な機能の低下が起こり得るという点を挙げることができます。

たとえば胃がんの手術を行えば、胃が小さくなって食事を十分に摂れなくなることがあります。

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