欧米食を食べ続ける日本人は、がんになりやすいと言われる時代がありました。
食の欧米化によって動物性食品の摂取量が増えて、一方で野菜や魚をあまり食べなくなったという人は多いでしょう。
抗酸化素材の摂取量が減ってしまうと、がん予防の観点から問題があります。
ただ近年の動向においては、アメリカはがんが少ない地域となっています。
高齢化社会は日本に限定したものではなく、アメリカでも見られているのです。
当然ながら高齢化に伴って、がんを発症する人は増えてきます。
そこでアメリカでは食生活を改善する試みを国をあげて実践することにしたのです。
その結果、アメリカ人の栄養バランスは飛躍的に改善し、効率的ながん予防が可能になりました。
今ではアメリカ人のほうが、日本人よりも多くの野菜を食べていると言われるほどです。